【サザンオールスターズの桑田佳祐・原由子の結婚秘話】

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かの有名なサザンオールスターズ桑田佳祐原由子夫妻の結婚について、実は知られざる感動的な秘話が有りました。

原由子が出版した、彼女の自伝『娘心にブルースを』から抜粋しますが、まず、二人の出会いは、1975(昭和50)年、原由子青山学院大学に入学した時に遡ります。その時、原由子が入った音楽サークルの1年先輩に、桑田佳祐が居ました。

お互いの音楽的才能を認め合う内に、二人は徐々に親しくなりますが、その頃、桑田が原に歌って聞かせた、彼のオリジナル・ソングが『娘心にブルースを』であり、それが、彼女の自伝のタイトルにもなりました。

当初、二人は音楽サークルの先輩・後輩で、友達としての関係でしたが、ある時、不意に桑田が原に「結婚しよう」と伝え、原も思わず承諾します。その時は、真意はわかりかねたそうですが、次に会った時、「この間の事、ちゃんと考えてくれてる?」と、桑田は原に改めて聞いたそうです。こうして、二人は友達から恋人同士となりました。

しかし、桑田が結成し、原も参加していた学生バンド・サザンオールスターズが、コンクールで入賞したのを機に、あれよあれよという間にデビューしてしまい、彼らの生活は激変してしまいました。デビュー以後、あまりの多忙と、ちょっとした気持ちの行き違いから、二人の関係もギクシャクするようになってしまいます。

そして、ある日、とうとう桑田は原に別れ話を切り出しました。その時、原は逆にホッとしたような気持ちになり、「今まで本当に有り難う」と言ったそうです。本当に、そんな気持ちしか湧いて来なかったと言います。しかし、二人とも涙が止まらず、最後に握手して別れた後も、一晩中、お互い電話で励まし合っていたとの事。そして翌朝、桑田が原の家に来て、彼女の顔を見るなり、「結婚しよう!ずっと一緒に居よう!」と、改めてプロポーズしたのだとか。つまり、二人は結局別れられず、この一晩だけの別れが、二人の絆を深める事になりました。そして、数日後、桑田が原のために歌って聞かせた曲が、あの『いとしのエリー』でした。つまり、あの名曲は、この出来事のために生まれた曲だったわけです。

何とも感動的で、素晴らしいエピソードですが、いつか、映画化でもして欲しいような、素敵な物語だなあと、つくづく思います。