最高の出会いを求めたい、2013オーパス・ワンへの夢

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2013年のオーパス・ワンといえば、誰もが認める当たり年のワインですね。ただ初心者の私からすれば、これほど最近のものがどうしてそのような偉大な評価を受けるのか、という疑問もあります。ワインは熟成期間が長ければ長いほどいいのではないか……そんな思い込みがあるからです。どうか無知だと笑わないでください。私はヴィンテージと言われるものを、実際に目にしたことはもちろん、口にしたこともないのです。
　だから2013年のオーパス・ワンについても、専門の方々の話を 聞くばかりです。最高の出来とはどんなものだろう。見事と言われても、もっと具体的に話してくれればいいのに。頭でっかちで好奇心ばかりが旺盛なので、ついついそう思ってしまいます。もちろん、だからといって詳細に味や香りを語られたところで、それは所詮脳が理解するだけのことで、味わいを知ることはできないのですけれどね。
　アメリカとフランスが共同で作っているということを知った時も驚きでしたが、これほど専門家たちを興奮させているなんてオーパス・ワン、とくに2013年のヴィンテージは、まさに時代の先駆者のように感じられます。常に新しいことを追い求め、高みを求める姿には、もう脱帽するしかありません。
　2013年オーパス・ワン、私の今後の人生で出会えるか否かは、た ぶん無理だろうと思っても、わからないと言っておきます。だって最高のワインに出会いたいですもの。いつかご縁がありますように、とせめてお祈りしましょう。それとも、より一層働く方が賢明かしら。